【2025年最新機種】DAIWA 『IM Z TW100-C』 実釣レビュー 正直なところ・・・。

 DAIWAが送り出す次世代ベイトリール『IM Z TW100-C』。『IM Z リミットブレイカー TW HD-C』『IM Z TW200-C』で話題をさらったINTELLIGENT MAGFORCE(=電子制御ブレーキ)搭載モデルのコンパクト版として登場したこのリールは、ただの小型化では終わらず、飛距離、操作性、そして“釣りの楽しさ”を再定義する一台として、注目を集めています。

 今回はバス釣りでの実釣を経て、IM Z TW100-Cの実力を徹底検証。実際使ってみて、どうだったのか、正直な感想を書いていきます。

デザインとスペック:小型化された革新…のはずが?

 IM Z TW100-Cは、IM Z TW200-Cの思想を継承しつつ、よりライトゲームに最適化された設計。手に取った瞬間に感じる軽さとコンパクトさは、長時間の釣行でも疲れにくく、操作性を高めてくれる”はず”と期待していました。

アイテム標準自重(g)巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転)ギア比標準巻糸量ナイロン(lb-m)標準巻糸量PE(号ーm)ハンドルアーム長(mm)ベアリング(ボール/ローラー)最大ドラグ力(kg)スプール寸法(径mm)スプール寸法(幅mm)
25IM Z TW 100-C205676.314-120_16-1001.5-250_2-2009012/163424
25IM Z TW 100L-C205676.314-120_16-1001.5-250_2-2009012/163424
25IM Z TW 100H-C205757.114-120_16-1001.5-250_2-2009012/163424
25IM Z TW 100HL-C205757.114-120_16-1001.5-250_2-2009012/163424
25IM Z TW 100XH-C205908.514-120_16-1001.5-250_2-2009012/163424
25IM Z TW 100XHL-C205908.514-120_16-1001.5-250_2-2009012/163424

 が、実際に手にしてみると「思ったほど小さくない」という印象。スプール径としてはメタニウムDCとの比較が妥当ですが、サイズ感ではアンタレスDCMDと大差なく(むしろIM Z TW100-Cの幅が大きい)、取り回しでは比較対象がアンタレスDCMDになってしまうのが正直なところです。

実釣インプレッション:風に負けない飛距離と制御力

実釣は淀川で実施しました。爆風が吹いており、ブレーキ性能の評価にはもってこいの日でした。タックルは以下。

ロッドハートランドリベラリスト763M+RSB-23
ラインフロロ12lb
ルアー3~20gのプラグ、ワーム、チャターなど

ブレーキ性能:トップクラスの安心感

  • ロングキャストモードでのキャストは驚異的。沈み蟲3.2で約50m超の飛距離を安定して記録。
  • MAXブレーキモードでは強風下でもバックラッシュゼロ。風速5mの状況でもストレスなく投げられる。
  • 安心感と飛距離の両立ができている点では、文句なし。ブレーキ性能は間違いなくトップクラス。

巻感:スティーズ同等、だが…

  • 巻き心地はスティーズと同等レベルで滑らか。ただし、アンタレスDCやDCMDと比較すると一段劣る印象。
  • このあたりは好みが分かれる部分だが、巻感にこだわるアングラーにはやや物足りなさを感じるかも。

操作性

  • 大きいがゆえに細かいアクションが必要になる撃ちもの系は苦手。
  • 遠投する巻物系にはジャストフィット

アプリ連動とデジタル制御:釣りが“データ化”される快感

 IMZシリーズの真骨頂とも言えるのが、スマホアプリ「DAIWA CONNECTED」との連携。釣りが単なる感覚ではなく、データで可視化されることで、釣りの面白さが増したように感じました。

 筆者はAppleWatchを愛用しているので、飛距離に関して、AppleWatch上ですぐに記録が見られ、それが非常に面白く、キャストしているだけでいつも以上に釣りを楽しめました。

主な機能

  • 飛距離ログ:キャストごとの距離を記録。ブレーキ設定やライン情報も連携。
  • キャスト回数:1日の投げた回数を記録。

 この機能は特に、釣りを“技術として磨きたい”アングラーにとって大きな武器になります。

GOODポイントとMOTTOポイント整理

GOODポイント

  • 圧倒的な飛距離と制御力
  • アプリ連動で釣りのPDCAが回せる

MOTTOポイント

  • サイズ感が思ったほど小さくなく、取り回しに難あり
  • 巻感はアンタレスDC系に一歩譲る
  • モードが多すぎて、最初は設定に迷う(慣れれば快適)
  • 充電が必要(USB-Cで簡単だが、忘れると釣行に影響)

総括:IMZシリーズの“本領”はまだ先かもしれない

 IM Z TW100-Cは、飛距離と制御力においては間違いなく一級品。ただし、サイズ感や巻感に関しては、既存のDC系リール(アンタレスDC、DCMD、メタニウムDC)を持っているアングラーにとって、買い替えの決定打にはなりにくいかもしれません。

むしろ、IMZシリーズの本領は「さらに小型化された次世代モデル」でこそ発揮されるように感じます。現状では、IM Z TW100-Cは“DAIWAの挑戦”を体感したい人向けのリール。既存のDCリールに満足している人には、慎重な選択が求められるかと。

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